福岡北海道の移動(格安航空券・LCC)

北海道への移動
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ここでは福岡と北海道間の移動について移動手段を比較していきます。両都市間は1000km以上離れており、陸路では時間がかかりすぎるので、飛行機の移動一択です。飛行機は、福岡空港と新千歳空港間でのみ運行されており、丘珠空港への航空便はありません。また近隣の空港では佐賀空港、北九州空港いずれからも航空便はありません。ここでは福岡新千歳間の各航空会社の航空便を比較していきます。

LCC(格安航空(ピーチ・ジェットスター))

福岡空港⇔Peach・ジェットスター⇔新千歳空港約7,610円~約2時間25分
*航空券価格は日によって変動があり。

はじめにLCC(格安航空)を見ていきます。福岡千歳空港間にはジェットスターとピーチが運行しています。航空券の最安値は7,610円からです。比較するとピーチの方が安く、ジェットスターの方が高い傾向にあります。LCCは直近の航空券価格でも比較的安く、10,000円以下のものが多いのが特徴です。セール価格になれば、5,000円を下回るものも出てくるので、安く移動したいのであればLCCが一番良いでしょう。

移動時間は約2時間25分、運行本数は、ピーチとジェットスターそれぞれ1便、1日2便しかありません。

LCCを利用する際の注意点

格安航空(LCC)はその安い価格がメリットですが、ピーチやジェットスターなどのウェブサイトで直接予約する場合、予約便の変更・キャンセル・受託手荷物・座席指定ができません。これらは有料になるので、上記の価格に+手数料が必要になります。もしくは、これらサービスを利用したい場合、それらサービスを含めたオプションを選択する方法があります。若干値段が高くなりますが、上記のサービスが利用できます。

例えばピーチ便の場合、シンプルピーチ(機内持ち込み手荷物のみ)、バリューピーチ(変更・キャンセル・受託手荷物・座席指定あり)、プライムピーチ(バリューピーチのサービスに加え、受託手荷物2個、スマートシート指定無料)の3つがあります。シンプルピーチの場合上記の価格ですが、バリューピーチはこれより高く、プライムピートになると10,000円を超えます。

これが意味するところは、いくら格安航空とはいえ、オプションを追加すると値段が高くなるということです。さすがに通常の航空券2万~4万のものよりは安いですが、JAL・ANA、もしくはスカイマークなどの格安航空券と大して変わらない値段になることもあります。それを考えると、とにかく安く移動したいのであれば、余分なオプションはつけない方が良いでしょう。

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MCC ミドルコストキャリア(スカイマーク・AIR・DO)

福岡空港⇔スカイマーク
AIR・DO⇔新千歳空港
10,680円~約2時間45分
*航空券価格は日によって変動があり。

次に中堅航空会社(MCC)です。MCCはスカイマーク・AIR・DOが運行されています。最安値の航空券は、スカイマークで10,000円のものが購入できます。AIR・DOの場合、スカイマークより少し高く、15,000円台の航空券を利用できます。直近でも比較的値段は安いですが、20,000円近くにまで上がります。

移動時間は約2時間45分です。LCCよりも20分ほど時間がかかりますが、あまり気にする必要はないと思います。運行本数はAIRDOが1日1便、スカイマークが1日2便あります。運行本数自体は少ないものの、LCCやJALとANAと合わせれば本数が1日10本以上はあります。

MCCミドルコストキャリアについて

MCCはLCCとFCC(通常の航空会社)の中間にあたる会社で、料金・サービスともにLCCとFCCの中間の質を提供しています。具体的には早割のチケットが購入可能、座席指定が無料、受託手荷物は一定量までは無料(追加料金がかからない)、予約変更・取り消しが可能などです。もっとも取り消しに関しては、利用した割引の種類によっては、利用できないもの、手数料がかかるもの、全額返金されないものなどがあります。MCCでは各種割引があり、上記価格は割引を利用した価格です。通常価格の航空券も提供されており、その場合はFCCとほぼ変わらない(3万~4万円)価格です。FCCとの違いは、FCCは安い価格の航空券は、数か月先でないと入手できないのに対し、MCCは比較的直近(1カ月先)でも安い航空券が購入しやすい点があります。

LCCのジェットスターやピーチと比較すると、日によってはほとんど値段が変わらない日もあります。ジェットスター、スカイマークともに1万円台ということもあります。

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格安航空券(JAL・ANA)

福岡空港⇔JAL
ANA⇔新千歳空港
15,880円~2時間45分
*航空券価格は日によって変動あり。

最後にFCCキャリア(JALとANA)を見ていきます。こちらは格安航空券を利用します。通常価格は約75,500円~81,780円ですが、格安航空券を利用することで最安値17,880円から利用できます。これはあくまで最安値なので、比較すると2万~4万円台のものが多いです。移動時間は約2時間45分です。運行本数は1日6便程度あり、日中・夕方・夜間を中心に運行されています。LCCやMCCと比較すると時間の融通は利きやすいです。

通常の航空券においても、ANAには複数の割引制度があり、チケットが割引になるのは、バリュー・ビジネス切符・株主優待割引などです。JALにもカード割引や株主優待割引などがあり、それらを利用することで安い航空券を購入できます。このほか、ANAに関しては、事前の予約で安いチケットを購入できます。特に2~3カ月先の航空券ほど価格は安くなるので、事前に予定が立っているのであれば、数カ月先でも購入した方が良いでしょう。

なお余談ですが、北海道や雪国への航空券は、雪の降る冬のシーズンは安く、雪のない夏休みなどのシーズンは高くなる傾向にあります。また、福岡空港は航空便の発着数が多すぎるため、出発の遅れや到着時に着陸待ちで遅れることがあります。

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ツアーを利用して移動する

飛行機を利用する場合、1泊以上ホテルで宿泊するのであれば、ツアーパックを申し込む方法もあります。これは1人以上から利用できるツアーを利用します。料金は往復の交通費+宿泊費を含んだ料金で、通常価格よりも安い値段で提供されています。ツアーのメリットは、通常価格より割引されるのと、ホテルと合わせて予約できる点です。また、別のサイトでホテルを予約する必要がなく、一括で予約ができるため、時間が節約できます。

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まとめ

以上をまとめると、とにかくできる限り安く移動するのであれば、最低限のオプション付きでLCCで移動するのが良いでしょう。ある程度の快適性を維持したい、予約変更、キャンセルのある飛行機を利用したいのであれば、MCCやFCCを利用するのが良いでしょう。ただし、日によってはLCCの料金が高い日もあり、MCCのスカイマークやAIR・DOとほとんど値段が変わらない日もあります。時間が利用しやすい時間帯の便と値段を比較して最適な便を選択するのが良いでしょう。

航空会社比較早見表

航空会社航空券価格備考
LCC(ジェットスター・ピーチ)7,610円~機内持ち込み・変更キャンセルはオプション。
(追加料金あり)
MCC(スカイマーク・AIR DO)10,680円~AIR・DOは15,000円台から
FCC(JAL・ANA)15,880円~~日前予約、格安航空券を利用
*航空券価格は日によって変動あり。